第３回九州空手道「型」選手権大会

2017年2月19日（日）、福岡県直方市体育館において、第3回九州空手道「型」選手権大会が開催され、約380名の参加者が熱戦を繰り広げました。

この大会は、型競技に焦点を当て、組手ルールの違いも関係なく、流派・会派の垣根を越えた交流の機会をつくろうと、「実践空手古武道興武会館」様主催によって開催されているものです。当地区本部からが4名の選手がエントリーしました。

今回は、前回と比べ大幅に参加人数が増えており、ハイレベルな型試合が展開されました。

小学3・4年生自由型の部では、コーシロー選手がベスト8入賞しました。型自体はこれまで練習してきた中で一番の出来だったと思いますが、まだまだ上達の余地が十分すぎるくらいにあるということでしょう。

小学5・6年生基本型の部では、ヒロミ選手が優勝を果たしました。これまで2位や3位の経験はあるものの優勝は初めてだったので、さぞうれしかったことでしょう。日々の努力もさることながら、言われたことに対して即座に修正を施し、次の練習では完璧にしてくる対応力には素晴らしいものがあります。今後ますます期待したい選手です。

中学男子上級の部では、コウキ選手が3位に入賞しました。前回はまさかの初戦敗退でこの大会のレベルの高さを痛感しましたが、今回は何とか通用したかなと感じました。ただ、目標はまだまだ高いところにあり、小学生から一般まで素晴らしい型をしっかりと脳裏に焼き付けているようでした。

高校一般女子の部ではキョウコ選手が3位に入賞しました。準決勝では若干こじんまりしてしまった印象はありますが、練習の時と比べても非常に完成度が高く演武できたと思います。

​非常にレベルの高い大会ではありましたが、そこそこの結果は残せたと思いますので、さらなる高みを目指して頑張りたいと思います。